学校給食用牛乳の供給を再開しました。

今回見つかったビン並びに紙パックの異物に関し、外部検査機関の新潟県環境分析センターにそれぞれ分析を依頼したところ、いずれも対象物が微細(0.1mm程度)のため解析ができませんでしたとの報告がありました。

そのため、弊社では次のように原因を推測して、対策を行いました。

 

〈考えられる原因と再発防止対策〉

 

【ビン牛乳】

■原因

 ビン牛乳の紙キャップ打栓時に機械の汚れから微細な紙粉が混入したと推察。

 

■対策

新潟市保健所の指導を受け、打栓機の拭き取り清掃を今までの1時間に1回 を30分に1回に短縮しました。また、稼働時には必ず試し運転をし、確認してから稼働させます。これらの作業は新たに作業マニュアルを作成して、すでに実施しています。

 

【紙パック牛乳】

■原因

紙パックのトップシール成型時に加熱しますがその際、牛乳の飛沫が何らかの形で焦げ付いたものが混入したと推察。

 

■対策

新潟市保健所の指導を受け、充填機のトップシール部のブラシ清掃を今までの1時間に1回を30分に1回に短縮しました。これらの作業は新たに作業マニュアルを作成して、すでに実施しています。

 

以上の事故の原因と再発防止対策を7月3日(月)、新潟市、五泉市、長岡市の教育委員会に報告してご了解をいただきました。その結果、新潟市並びに五泉市は7月10日(月)より牛乳の供給を再開いたしました。

 

この度は新潟市、五泉市、長岡市の多くの学校の児童生徒の皆さん、保護者の皆さま、学校関係者の皆さま、並びに各教育委員会の皆さま、新潟市保健所さま、新潟県関係部署の皆さまに多大なご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。

 

弊社では今後再発防止に向けて安全で安心を基本として万全の対策を実施してまいります。

 

 

平成29年7月12日(水)

株式会社 塚田牛乳

代表取締役社 塚田正幸