生乳生産と学校給食牛乳消費について

*グラフはイメージです。
*グラフはイメージです。

 

生乳の搾乳量(生産量)は、年間を通してほぼ一定ですが、暑い夏は牛がバテてしまい、若干乳量が減り、寒い冬になると回復して乳量が増えます。

一方、消費量は生乳の生産量が落ちてしまう夏にピークを迎え、春になるにつれて徐々に落ち着き、ほぼ反対の動きをします。

また、飲用向けの生乳の約10%は、学校給食の牛乳向けに製造されています。

学校が長期の休み(夏休み、冬休みや春休み)の時や、需要よりも多く生乳がとれる時期は、事前にわかっているので、その生乳をバターや脱脂粉乳、練乳に計画的に加工して生乳を乳製品として保存できるようにします。

 

 しかし、今回の新型コロナウイルス対策など、突然の休校により学校給食の需要がなくなると、突発的に大量の生乳が余ります。

今回その急な対応で、加工量があまりに多く、加工の作業がてんてこまいでした。

 

弊社でも、生乳をバターや練乳に加工することで、大切な生乳を無駄にしないよう計画的に日々頑張っています!( `ー´)ノ🔥