高度な品質安全管理に基づくHACCP認定工場でつくられています
牛から搾られた生乳は、品質や風味を落とすことなく工場に運ばれます。厳格な規格検査を行い速やかに殺菌処理され、冷却・貯乳・パック詰めされ、塚田牛乳となります。
生乳の受け入れから製品の出荷にいたるまで、“徹底した総合衛生管理システムHACCP認定”を受けて、製品の安全を確保しています。
│生乳受け入れ
受乳検査
タンクローリーで工場に運ばれた生乳に異常がないか、酸度、脂肪、抗生物質検査などが行われます。
クラリファイヤー(清浄機)
異常がなく受け入れ可能な乳は遠心分離式のゴミ取り機で生乳の清浄化を行います。
ストレージタンク
(貯乳タンク)
キレイになった生乳は7℃以下に冷却され、保冷機能、撹拌機能を持つストレージタンクに貯乳されます。
│均質化・殺菌
ホモゲナイザー(均質機)
生乳にホモゲナイザーで強い圧力(15.0 MPa)をかけることで均質化します。※均質化をしないと、クリーム(乳脂肪)が分離してしまいます。
プレート式熱交換殺菌機
殺菌(130℃2秒)を行ないます。
※SEND牛乳は殺菌温度75℃、殺菌保持時間15分以上。
サージタンク
殺菌後、冷却された牛乳は用途別に保冷機能、撹拌機能を持つサージタンクに貯乳されます。
│洗ビン
回収ビン
ご家庭や学校、各施設からビンは高圧洗浄機を通って洗ビン機に送られます。
予備自動洗浄機
牛乳ビンやケースに付いた汚れを、エアーで吹き飛ばします。
洗ビン機
「洗ビン機」は高圧噴射洗浄で、3つの洗浄槽の温水温度、洗剤濃度、殺菌工程の塩素水濃度を細かく制御。ビンが機械内で接触する部分は樹脂部品で傷がつきにくく、リサイクル率を向上。
│充填
大型紙容器充填機
大型紙容器充填機は1,000ml、500mlのパックに充填していきます。1時間に4,500本の牛乳が製造できます。100ml、200mlのパックに充填する小型紙容器充填機は1時間に6,000本製造します。
検ビン機
洗ビン機で洗浄したビンを複数の高感度カメラで検査。ビンの口周辺(人が口をあてて飲む)、側面、底部、内部の傷、異物を検査します。
充填・打栓機
検ビン機を通ったビンに牛乳が充填された後、紙キャップ栓をします。
│出荷
ケーサー(箱詰め)
充填が終わったビン牛乳は40本ずつクレート(牛乳箱)に詰められます。
冷蔵庫内
製品は細菌検査の結果がでるまで、10℃以下で保存されます。
配送トラック
細菌検査に合格した製品は工場から冷蔵車で学校・病院・スーパー・販売店等に配達されます。